あなたの周りにも居ませんか？口だけの奴が。
好きな事ばっかり言いっぱなしで、具体的な提案や実行が伴わない奴。ムカつきますよね。
「皆で前向きに進めようとするときに批判ばっかり言ってくる」
「あの人は提案は1人前にするくせに、実行が伴わない」
こういう場面に遭遇すること、ありますよね。
これ僕も言われてきたことなんですよね。今も言われることがある。
最初はね、「そうかぁ」なんて思って、「黙った方がいいのかな」とか「実行までしないといけない」なんて考えたこともあるんですけどね、今は違う考え方をしてます。
そういうことを言ってくる人に対して思うことは、「黙っている方がよかったでしょうか？」と。「沈黙は金」なんて言いますけど、そうじゃないのでは？と思うのです。特にビジネスの場においては。
以下の構図があると僕は思っています。
「無反応＜反応＜発言＜感想＜批評＜提案＜実行」
無反応であるより、反応を示してくれるだけでありがたい。
反応だけでなく、勇気をだして発言してくれたのはありがたい。
自分の感想を表明してくれるなんてありがたい。
レビュー（批評）までしてくれるなんて、解釈しようとしてくれている証拠。
提案をくれるなんて、次のステップの参考になる。
実行までしてくれるなんて、この上なし。
そりゃあね、全て実行まで行えたら最高だと思いますよ。でもね、現実的には全部抱え込むのは難しい。もし「実行が伴わないとクソ」なんて掟が定着すると、賢いやつらは提案どころかレビューしないし下手したら発言すらしなくなる。
特に提案に対しては、実行を行うための資源（人員等）を割り当てるのは組織全体の話になってくる。実行を求める場合はそれだけの権限や資源を渡していないといけない。
批判ばかりする人がいると気になるのも理解できる。
そういう場合はそれとなく上記の構図を伝えるようにしている。伝える相手は、批判ばかりする当事者だけでなく、快く思ってない人に向けても。なぜなら無反応より批判はずっと価値あるものだと思っているから。発言だけでもするようになってほしいから。
もちろん、ＴＰＯはあると思うけど、「なかなか議論が進まないなぁ」なんて思う時は、構図の簡単なところから始められるように意識してる。
とかって、まぁ、なんか、綺麗で前向きな話をしてますけど、「実行が供わないとクソ」とか「批判ばかりしてる」とか言ってる相手に手っ取り早いカウンターは、「おまえも批判止まりだな」なんですけどね。
