『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』の現時点(2020年9月)の映画公開作品は全部観ている。なお恥ずかしながらドラマについては外伝的な作品であって関連部分も強くなさそうなので見ていない。
- ・マーベルが肌に合うかどうか見る作品
- MCU相関・関連図
- ・個別作品の感想
- 『アイアンマン』(2008年)
- 『インクレディブル・ハルク』(2008年)
- 『アイアンマン2』(2010年)
- 『マイティ・ソー』(2011年)
- 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
- 『アベンジャーズ』(2012年)
- 『アイアンマン3』(2013年)
- 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
- 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
- 『アントマン』(2015年)
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
- 『ドクター・ストレンジ』(2016年)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』(2017年)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)※原題はラグナロク
- 『ブラック・パンサー』(2018年)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
- 『アントマン&ワスプ』(2018年)
- 『キャプテン・マーベル』(2019年)
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
・マーベルが肌に合うかどうか見る作品
入門者が心配するのは作品の多さで、全部見るのは大変そう…と思うに違いない。20作品を超えているので無理もない。
とりあえずお試しで、まずはアイマンマン(2008年)だけ見てくれればいい。Amazonで199円で見られる。プライム会員なら無料。(いい時代だ・・・)。逆に言えばアイアンマンが楽しめなければ他も楽しめない可能性が高い。やっぱりこのシリーズの柱はアイアンマンだからだ。
・ヒーロー好きでメカ好きなら間違いなく楽しめる
・お調子モノの天才が好きでも楽しめる。
・ロバートダウニーJrが主演のシャーロック・ホームズ (2009)が好きでも楽しめる。両方とも奇人天才で役柄がそっくり。
MCU相関・関連図
言葉だけじゃ分かりにくいので関連図を作ってみた。どの作品がどう関連するか、参考までに。
なお最後に記載しているインフィニティウォーの後には、
・アントマン&ワスプ(アントマン2作目)
・キャプテンマーベル
・アベンジャーズ エンドゲーム
と続く。ここで一応最終回っぽい感じなのだが、マーベル公式では
・スパイダーマン ファーフロムホーム(スパイダーマン2作目)
と続き、ここで一区切りとされており、
・ブラックウィドウ
へと続いて行く。
・個別作品の感想
予告で見られる以上のネタバレは書かない。先に見ておいた方がいい作品と簡単な感想を書いていき、あらすじは省略する。だいたいAmazonで200円以下で見られるので、お気に入りリストとかに入れておいて長期休暇に見てしまうのもオススメ。
『アイアンマン』(2008年)
これは既に紹介した通りで、この『MCU(Marvel Cinematic Universe)』が肌に合うかはこの作品で決まる。なお全作品に言えることだがエンドロール後も次回への伏線があるので見ておくとよい。ちなみにアイアンマンスーツの装着シーンのCGを担当しているのはシリーズ通して日本人だったりする。
『インクレディブル・ハルク』(2008年)
この作品は後で気になった頃に見たのでもOK。「天才学者が怒ると我を忘れて緑の無敵巨人になる。めっちゃつよい。」とだけ覚えておけば、問題ない。なおこの作品とこの先にでてくる主人公ハルクの役者は変更となっているが、あくまで同一人物として扱われる。
『アイアンマン2』(2010年)
アイアンマンが楽しめたら次に見てほしいのが作品。当然ながら前作の続き。ど派手なお調子者の主人公トニースタークが引き続き見られる。個人的にはサーキットでのスーツ装着シーンが最高。なお、この作品でアベンジャーズの主要メンバーとなる役者が登場する。役者としても有名人。
『マイティ・ソー』(2011年)
あくまで個人的にだけど、映画としてはちょっと退屈かもしれない。神様が主人公なので、「強さ」についてどう解釈したらいいかが難しいところ。これはDVDで見たんだけど、正直眠くなってしまった。ただ『アベンジャーズ(2012)』の敵が初登場するし主人公であるマイティ・ソーはMCUの主要人物なので先に流し見でも観ておくとと良いとは思う。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
ついに我らがキャプテンが初登場。この作品は現代ではなく第二次世界大戦が舞台になる。常人離れしてはいるけれどデタラメな強さではないキャプテンアメリカをハラハラドキドキしながら見れる。途中で「・・・ちょっとソレは無理じゃね?」というシーンもあるが、ご愛嬌。なおこの作品ではアイアンマンの主人公トニースタークの父親も登場する。ちなみに登場するエージェントカーターのドラマも外伝として展開されている。
『アベンジャーズ』(2012年)
「アイアンマン」に「ハルク」に「マイティソー」に「キャプテンアメリカ」、そこに合流する「ブラックウィドウ」が登場する集大成的な作品。ど派手な戦い。役者も超大物の主人公が揃いすぎてて内容が薄いんじゃないかと心配になるかもしれないけれど、ここまでが楽しめているなら大丈夫。そんな心配してるとこの先の『アベンジャーズインフィニットウォー』なんて、主役級が10人以上いるんだぞ!
『アイアンマン3』(2013年)
アイアンマン2を見た後に見てもいいんだけど、できれば『アベンジャーズ(2012年)を見た後で見るべき。そうしないとトニースタークがアイアンマンスーツを量産しまくってる理由が少し判りづらい。いろんなアイアンマンスーツが拝めてドンパチして楽しい作品。映画館で見た後、DVDも新作ですぐ見直したくらい好きな作品。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
こちらはマイティソー2といえる作品。前作は当然ながら、これを観る前に『アベンジャーズ(2012年)を見ておいた方がいい。この作品は『マイティ・ソー』よりは楽しめるのだけど、僕は神様モノがダメなのかイマヒトツ・・・という感じではあった。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)
いうなればキャプテンアメリカ2。現代に蘇ったキャプテンが現代で活躍する作品で、タイトルにもなっているウインターソルジャーやファルコンといった今後活躍するであろうアベンジャーズのメンバーも登場する。できれば先に「アベンジャーズ」は見ておくべきだけど、まぁ見てなくても楽しめるとは思う。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
先に見ておかなきゃいけない作品も特にない。舞台は全宇宙。この作品はもともと知名度が高いキャラクターでもないので日本人ウケはよくいのだけど、予想を裏切って(?)海外では大ヒットした。ハードルが低かったからか個人的にも結構楽しめた。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
ここまでたどり着いたなら大体の作品は見てきたと思う。『アイアンマン3』 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から繋がりが深いので、その辺りは見てから楽しむといい。この作品の見どころは色々あるんだけどやっぱりアイアンマンのハルクバスターだと思う。ちょっとカッコよすぎじゃない?
↑ハルクバスター。暴走したハルクを止めるためにアイアンマンが装着する。ド派手な重量感あふれる戦いが市街で展開される。
『アントマン』(2015年)
先に見ておかなきゃいけない作品もなく楽しめる。これまで地球全体どころか宇宙だったり神々の世界だったりのスケールだったので正直シリーズの中でスケールが小さいのだけど、これまたハードルが低かったおかげか、結構楽しめた。見てなくても大丈夫だけど『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を見てからのほうが、「あのコスプレしてるキャラ何?」とならなくて済む。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
僕はこの作品が一番好き。いままでも意見の相違で言い争うことがあったキャプテンアメリカとアイアンマンが、とある法案をきっかけに対立する。どちらも自分の信じる正義や信念があり、それがぶつかるのだ。アツイ。なおこれを見るにあたっては『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を見ておく必要がある。アントマンも登場するけれど、まぁソッチは見ておかなくてもそんなに支障はない。ちなみに、原作とは脚本が違う。(原作だとウインターソルジャーが出てこない)
『ドクター・ストレンジ』(2016年)
これは先に見ておかなきゃいけない作品も特にない。アカデミーの視覚効果賞にノミネートされるくらい視覚効果はすごい。できれば3Dで見てほしい作品。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』(2017年)
先に見ておくべきは前作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のみ。他との関わりはほぼ無い。これも期待せずに見たからか、楽しく観れた。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
この作品は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のシーンから物語が展開されることになるが、しープニングでその概要を教えてくれるので、何も見ずに見始めても必要な部分は理解できる。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)※原題はラグナロク
最近公開されたマイティソー3と言える作品。ハルクも登場するし『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は見ておいた方がいい。そうしないとハルクの行動が理解や態度ができないと思う。「ドクターストレンジ」も出てくるけれど、まぁ見てなくてもそこまで影響はない。
『ブラック・パンサー』(2018年)
この作品の主人公ブラックパンサーは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場となるので、そちらを見ておいた方が繋がりがわかりやすい。まぁ見てなくてもストーリーは理解できなくはない。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
この作品はMCUマーベル映画、アベンジャーズの集大成である最終章の前編にあたる。これは観ておくべき!というものは別の記事に纏めたので参考にしてほしい。あと、エンドロール後も最後まで見ておくこと。
『アントマン&ワスプ』(2018年)
「アントマン2」とも言える作品。アントマンは当然見ておいた方が良い。後はシビル・ウォーも観ておいた方がよい。詳しくは別記事である以下に書いておいた。
『キャプテン・マーベル』(2019年)
先に観ておかないと理解できないという作品はそこまでない。ニックフューリー大佐の若かりし頃が描かれており、全てのマーベル映画シリーズに薄っすら関わると思ってもらえばよいと思う。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
アベンジャーズの集大成である最終章の後編。当然インフィニティウォーは観ておくべきで、アントマン&ワスプも観ておくと尚良い。可能ならキャプテンマーベルを観ておくと「あいつ誰?」とならずに話に入りやすい。