「ぼくは愛を証明しようと思う」このドラマには原作となる本がある。もともとは作者がメルマガで「恋愛工学」として記載していたもので、恋愛を理論的に解釈されていると賞賛される事もあれど、「ナンパ術」だとか「迷惑」と言われることもあった。その要素をストーリー化してまとめた書籍が「ぼくは愛を証明しようと思う」だ。
僕も時々、SNS等で「恋愛工学」を見かけるので気にはなっていたけど読むことはなかった。ちょうどドラマをやっているというので録画して見た。感想は「ナンパ術と捉えられなくはないが、もしそうだとしても自衛にもなるし自戒にもなるので、大変参考になるなぁ」ということ。細かいところは本やドラマを見てもらうとして、自分のメモとして要素を書いておく。
最初の会話において
・YESを誘う質問
・タイムリミットメソッド(時間を区切って貴重にするプラス警戒心をとく)
・ペーシング(相手の話すスピードに合わせる)
・ミラーリング(相手にあわせてお酒を飲む、相手の目を見る)
クイズ
「5つの質問をするから嘘で答えること、負けたらヒトツ言うことを聞いてもらう。3つめの質問で いま何問目だっけ? と聞くと大抵引っかかる」
声を掛ける方法
・道ききオープナー
→こんばんは、から入る事。必ず相手の目を見て話す。
1vs1(ランチ等の状況)において
・聞き役に徹しろ
・レストランは家の近く、同じ場所でOK。慣れた場所がよいから。
・デートの鉄則は ラポール(信頼関係)を形成せよ
・共通項を見つけろ
・堂々と誘え
・なんでここにいるんだろう と思わせてるな
・明日返さなきゃいけないDVDがある
―――――
うーん、改めて要素を見ると完全にナンパ術っぽい。ただドラマ終盤ではそれに留まらず
「恋愛はゲームじゃない」派
「恋愛はゲーム、愛は必要ない」派
この二派での論争が行われ、恋愛工学の師匠は「恋愛工学は女のハートに火をつけるためにある、男の自尊心を満たすためじゃない」として、最後のオチに続く。
本も読んでない僕は恋愛工学を否定も肯定もしないけど、これは効きそうだなぁ、とは感じた。でもそもそもとして、この要素を実行するにはそもそもの「収入」や「地位」だったり「清潔感」がある程度必要だよなぁ、と。いやもっと大事なのは自身の「肯定感」、要するに「自信」だろうとは思う。僕にはこれを実践する勇気はないな・・・。