ALISという仮想通貨トークンがある。
2017年9月にICOが行われた。ホワイトペーパー(設計理念書)を読むと以下のように書いてある。以下、公式ページから抜粋。
STEEM(https://steem.io) に⼤きな感銘を受けたところからこのプラットフォームの構想をスタートし
た。
Steemitは主に以下の課題を解決するブロックチェーントークンだ。
従来のメディアは収益源の多くを「広告」に頼っており(ご存知の通り、GoogleもFacebookも収益の7割以上は広告収⼊である)、ユーザが記事を閲覧する際にでかでかと不快な広告を⽬にしたり、広告まがいの記事を⽬にする。
Steemitはこれを「評価される記事と、評価者に価値(トークン)を与える」と「評価経済」といえるものを投下することで解決を試みようとしている。この経済圏には僕も期待している。
そして、その日本版であるALISはSteemitを参考にしつつ以下に対応するとしている。
- Steemitの複雑性の解決
- 日本語対応
2018年2月下旬よりALIS記事投稿者のクローズドβ登録が先行順でスタートしたので僕も早速登録した。
しかしながら、ひと通りホワイトペーパーを読んだうえで気になることがある。懸念しているのは以下、要するに、ALISトークンの出口だ。
#Alis ベータ版は登録した。ホワイトペーパーも読んだけど、取引所で仮想通貨Alisトークンを買う人は、何に価値を持って買うことになるんだろう?alisのみで買えるコンテンツが出てくるの?…いまいちピンと来ない🤔
— dora04🤔仮想通貨にわか (@dora04blog) 2018年3月1日
ALISトークンを保持すると「信頼度」があがることになり、ALISトークンは信頼の売り買いという事になる。(保持してすぐに効果がでない等の処置はある)
そうなると、
- ALISトークンを買う人は「何を目的に買う」のか?
- そして「どう思われる」のか?
ALISは信頼を価値に置き換える面白い経済圏だと思いますが、例えば個人や法人が参入するときに「トークンを買って参入」だとブロックチェーンで動きが丸見え。これを「金で信頼を買った奴」じゃなく「ALISの応援者」と見せられるかが鍵に思えます。しかし、その設計がWPからは上手く読み取れず…
— dora04🤔仮想通貨にわか (@dora04blog) 2018年3月3日
このツイートに対してはALISの関係者(アンバサダー)も含めて10名からイイネをいただいているが、特にリプライは貰っていない。この部分はスッキリすれば少し投資してみたいなぁと思っている。誰か教えて・・・
とりあえず4月から始まるβ版には応募済みなので、使いながら様子を見たいと思っている。→(4/23追記)書いた記事は以下。