週報。ゲームとかお金とか

振り返ってみると毎週書けてない。ゲームやお金の話が多い。

目的なきPDCA、目的なき手段・・・(駄文)

面白い記事がアップされていたので、触発されてブログを書く。

medium.com

これは人工知能に限った話ではなく他の事にも通じる。会社で稀(であってくれ)に遭遇する「〇〇が流行ってるらしいぞ、使えないのか」という上司等からのお達しだ。それ自体は悪いことではないし元記事でも極端に書かれてはいるものの、時折「その手段使ってみたい」でしかなくて「目的」が無かったりする。元記事の場合は目的を人工知能の活用した場合、その必要な手段の理解を得にくいのだけど、目的がないので、理解も進まないのではと思う。

 

そういう時には上司等に向かって「検討してみますが、何か解決したい課題や達成したい目的はありますか?」と聞く。そうすると返答がないことがある。「それを考えてくれ」と言ってくれるならまだいい。この場合は手段が先にあって、そこから目的を出すということが共通認識になり、ある意味で権限移譲されたことが確認された。確認しとかないと後になって「いまの仕事に活用したいんだよな」とか「そこはキミが考えることじゃないよ」とか、よくわからないことを言われたりする。

自分の所属している組織や会社が何を目的をしているのかが判らないと、課題がわからない。新たな手段がどこに活用できるのか判りづらい。なので、もし時間があったりするならば、所属している組織もしくは個人が課題に感じている事や目的を体系化しておくと、議論がまとまりやすくて便利だったりする。よく聞く言葉だとKGIとかKPIとか、そーいうやつ。

あと、PDCAまわして改善活動!という取り組みをやる際にも重要だったりする。目的となる指標が何もないので「いったい何のためにやってるんだっけ?」とチームメンバーが自問自答することになりかねない。

目的については明文化できない事もある。例えば「解決法が実はないのだが何かやってる感をクライアントに見せたい」とか。しかしそれはそれで所属する組織内、会社内では共通認識としてもっておかないと、作業の意味がわからなくなる。意味がわからないと効率が落ちる(と思う)。

目的を作る重要性については、そのうち改めてこのブログに書きたいと思う。そしてこの記事に「そうだよなぁ」と思う人はもしかすると僕と同じような問題に直面するかもしれない。「じゃあ自分は目的をもってPDCAをまわして、新たな手段が出てくると検討できているのか?」と。。ブーメランだ。