週報。ゲームとかお金とか

振り返ってみると毎週書けてない。ゲームやお金の話が多い。

「テレビは本当に見られていない?」テレビの利用率・Youtubeの利用率・LINEの利用率を年代別に見てみる。

「テレビは見られていない」と言われるが、本当だろうか?

ふと気になり調査データを探してみた。

 

検索しても古いデータがヒットするばかり。それっぽいものはあるのだけれど、Webアンケートだったりする。調査によっては偏りやポジショントークが気になってくる。調査の信憑性というのは大事だ。

こういう時は総務省統計局のデータを見に行くと信憑性が高い使えるデータがあったりする。(すべてが正確とは言えない事件もあったような気がするが・・・)

 

統計局のデータは結構幅広く、かつ引用可能とされるデータが多い。

www.stat.go.jp

しばらく探してデータが見つかった。「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」に記載があった。

調査概要
•対象者:13歳から69歳までの男女1,500人
サンプルの構成は性別・年齢10歳刻みで平成28年1月住民基本台帳の実勢比例。全国125地点にてランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出
•調査方法:訪問留置調査
調査の実査は、株式会社山手情報処理センターが実施
•調査対象期間:平成28年11月26日(土)~12月2日(金)
•日記式調査とアンケート調査を併行実施

平日のテレビ(リアルタイム)の行為者率

全体年代で82.6%

10代で69.3%

20代で70.3%

30代で79.8%

40代で88.4%

50代で86.9%

60代で92.2%

という結果であった。10代でも7割近くが見ているのは、少し意外。

では次にSNSやyoutube関連を見てみよう

youtubeの利用率

全体年代で68.7%

10代で84.3%

20代で92.2%

30代で88.4%

40代で77.3%

50代で55.4%

60代で29.7%

 すごいなyoutubeの利用率・・・10代から30代までテレビ(リアルタイム)の平日利用率を超えている。

 

LINEの利用率

全体年代で67.0%

10代で79.3%

20代で96.3%

30代で90.3%

40代で74.1%

50代で53.8%

60代で23.8%

 ほぼyoutubeと同じ利用率のようだ。確かに自分の印象としても、どちらかだけ使う人は少なそうなイメージがある。

 

テレビは見られてないといえる程ではないが、それでもyoutubeやLINEの方が見られている年代があるのは事実だ。youtubeもテレビ出典のコンテンツが多いんじゃなかろうかとも思うけれど。

 

こういうデータはたまに見てみると意外性があって面白い。mixiの利用率は6.8%、Twitterの利用率は27.5%、Facebookの利用率は32.3%といった数字もある。

その他も気になる人は総務省のページで見てみると結構楽しい。

個人的にははてなブックマークの利用率も知りたかったのだが・・・調査がなかった。

総務省|「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表