いつもダルい。できるだけ寝ていたい。生まれつきの体質なんだろうか。ある程度は仕方ないと思いつつ、何か解決策があるなら対応したい。だるくならない体力はそのまま仕事でもプライぺートでも活力になる。でも何が原因か特定するのは難しい。いろいろと試してみたことはある。
・食生活を健康志向にしてみたり、
・筋トレに励んでみたり、
・椅子をいいものにしたり、
・寝具を変えてみたり
・整体に通ってみたり
あとは血液検査したりしたけれど、目立つほど以上は見つからなかった。ほかにも眼瞼下垂とかもあるかもしれないけれど、症状を見てもそこまで当てはまらない。これはもう体力ないなりにやっていくしかないのかなーと思っていた。
とある時に近所に消化器科がある事に気付いた。たまたまその日は早く帰宅できそうだったので特段体調も悪くないのに寄ってみようと思った。「もしかしたら僕の腸に寄生虫でも住んでて体力奪ってんじゃねーの」なんて気になってしまったからだ。思い付きでも懸念は払拭してしまいたい。物事には精神論ではなく物理的な作用で解決を探したい。物理で殴るってやつだ。異常がなければそれに越したことはない。
「血液検査してみましょう」
消化器科のお医者さんはそう言った。血液検査ですか?昔やりましたし健康診断でもやってますけど目立った異常は出てませんが…まぁ、はい、お願いします。というわけで血液検査してみた。出てきた項目は今までの血液検査の中で一番多かった。以下に羅列するが、なんと36種類の血液検査だった。
- 白血球球
- 赤血球数
- ヘマトクリット
- MCV
- MCHC
- 血小板
- LDC-cho
- クレアチニン
- Na
- K
- CI
- 総コレステロール
- 中性脂肪
- HDL-cho(計算法)
- T-BIL
- ALB
- AST(GOT)
- ALT(GPT)
- γ-GTP
- Che
- CPK
- リパーゼ
- 血糖(空腹時)
- CRP/LA セ
- HBs抗原MAT
- P型アミラーゼ
- HCV抗体3rd
- NE(%)
- LY(%)
- MO(%)
- EO(%)
- BA(%)
- NE
- LY
- MO
- EO
- BA
これらの数値、特にALB、AST(GOT)、γ-GTPあたりを見れば寄生虫の疑い度がかわるらしい。しかし僕の数値は特に異常はなかったらしく、一安心だった。しかしお医者さんは違う数値に注目した。
「食後ダルくならない?脂が苦手じゃない?」
そう聞かれて、僕は、「え、なんでわかるんですか?はい、食後眠くなりやすいです」と答えた。どうもリパーゼが低いようで、すい臓が弱い可能性が高いとのこと。そのせいで脂の分解が苦手らしい。食後のダルさの原因はすい臓だったのか…?「なるほど・・・どうすれば改善するんでしょうか?」と聞くと、これは生まれつきの要素も強いので改善は難しいと言われた。打つ手はないんですか、先生!僕のすい臓を助けてください!(念のため書いておくと、もちろん重病ではないし生活にそこまで支障はない)。
「食前食後にベリチーム配合顆粒を服用しなさい」
先生はそう申された。なんですかそれはと聞くと、要するに胃薬とのこと。それを毎食の食前食後に飲みなさい、と。そうすればダルさも多少マシになると。「それを飲み続ければ僕のすい臓はよくなるのですか!?」と聞くと「いやよくはならないと思うから飲み続けないといけない」という。そんな…患者の弱みに付け込んだ商法とまではさすがに思わないけれど、僕もお金持ちじゃないからそんなにたくさん薬は買えませんよ・・・ちなみにおいくらなんですか…と聞くと先生は「あれ?いくらくらいだっけ?」と看護師と相談し始めた。電卓をたたく看護師。
「えーっと、1袋だいたい6円くらいかな」
Σ(゚д゚) エッ!?
このブログで初めて顔文字を載せるけれど、それくらい驚いた。1袋6円ということは1日で36円、1か月飲んでも千円程度だ。それで快適に過ごせる可能性が高まるなら、こんな美味しい話はない。僕はすぐさま1か月分の購入をお願いした。
ベリチーム配合顆粒を飲み続けた結果
そんなこんなで1か月以上飲み続けているけれど、正直そんなに活力が満ち溢れるわけではない。そりゃそうだリポビタンD飲んでるわけじゃないし。しかし食後にダルくなりにくくなったとは感じている。他の要素が絡んでるかもしれないので絶対改善するとは約束できないけれど、実際消化も良くなった気がするので、特に焼肉の前とかは重宝している。毎月千円払う価値はあるなぁ、と思っているので、今後も続けようと思っている。なお当然だけどあくまで個人の感想であって、
効果効能を保証するものではない。薬の種類や金額もお医者さんによって変わるかもしれない。ただ、誰か僕のような普段の怠さに困っている人がいれば、参考になってくれればいいなと思って記事にしてみた。とりあえず消化器科に行ってみる価値はあると思う。この記事が誰かの役に立てば幸いだ。